【歳寒松栢】〜2024年を迎えて

お知らせ

明けましておめでとうございます。
まずは能登半島地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。新年の家族だんらんを襲った悲劇、今もなお助けを待つ人々のことを思うと、胸が苦しくなります。
その上で、離れたところに居る人間として、不必要に暗くなることなく、今日も出来るだけ普通に暮らし、社会を回していきたいと思って過ごしています。直接手助けに行く人以外は、被災地のことを思うなら尚更、笑顔で元気でいつものように、仕事や勉強や家事や趣味に打ち込んで、社会の一員として動きを止めないことが大事だと思うからです。

さて、2024年。
歳寒松栢。激動の年を迎えて、寒い季節に耐える松や栢のように、逆境にあっても変わらぬ人でありたいと願って今年は隷書に挑戦しました。

驚くようなことがあっちでもこっちでも表に出て、精神的に良からぬ免疫がつきそうな昨年でしたが、その中で感じたことがあります。
例えば国内外問わず治安の悪いところに無防備に行き、犯罪に巻き込まれた時、私達はいくらなんでもその人は準備が足りないと考えます。
それと同じようなレベルで、天災以外のアクシデントに巻き込まれた人に対して、被害に遭うほうが悪い、騙される方が悪いと思う人が急速に増えているような気がするのです。
マルチビジネスや宗教、スピリチュアル、ベンチャーなどが一気に席巻する昨今、全てが海外基準になり、それらの一部では騙すのも戦略、訴訟リスクに備えない方が悪い、騙される方が危機意識が足りないという発言をよく聞きます。確かに油断は禁物、時代を読み騙されないよう備えねばなりません。けれども、騙すことをビジネスの名のもとに正当化するのはいかがなものでしょう。


その一方で、やたらと大和魂と叫ぶ人達も増えています。
でも大和魂って、いざとなったら国を守るために臨戦体制になることのみを差すのでしょうか。

騙すより、騙される側で良かったと胸を撫で下ろし、
疑うばかりではなく、人を信じられる自分で良かったと安堵するのが、本当の大和魂ではなかったかと思います。

また、大義のためなら清濁合わせ飲むという考えにも気をつけたいなと思います。もう散々、清濁合わせ呑んできての今です。
政治のような大きな話ではなくとも、子育ての最中に、子供に清濁合わせ呑ませなければならないことは、親として沢山ありました。その度になんとも言えない小さなトゲが私の胸に刺さったものです。人としてあるべき姿を教え乍ら、その一方でそうならない世の中の現実を「仕方ない」と子供に割り切らせる。
そんな矛盾をはらむ世界をもうそろそろ終わりにしたい。

ずいぶん甘いと言われてしまうかもしれないけれど、結局のところ、外で起きる事象は外のことであり、自分の心の中で起きることが全てです。起きた事実は事実としても、それをどう考え、どう処理するか。

めまぐるしい時代にあっても、目の前に居る子供にも大人にも、誠実に丁寧に接することのできる自分でありたいと思います。

今年は、仕事も激変の時代に合わせ少しリニューアルして、英語もコーチングも、中高生から高齢者まで、積極的に接していきたいと思っています。
掛け声ばかりにならぬよう、楽しみつつ努力したいと思います。

今年もどうぞよろしくお願い致します。すべての人達の笑顔の時間が増える年でありますよう。

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