選手のうれし涙を見ても、
くやし涙を見ても、
「やることはやったので」というサバサバした表情を見ても、
彼らのここまでの葛藤が思いやられ、
尊敬と驚嘆の念があふれてくる。
今の騒ぎに、
世界情勢に、
国の政策に、
メディアに、
好き勝手なことを言う人々に、
翻弄されながら、
それでも最後は、眼の前の競技と共に生きていくしかないと、
自分と向き合い続けた人達である。
他国の攻撃や、
アスリートを守れない自分の国や、
事情を知らないのに責める一般人に、
何度も何度も絶望しながら、
その度に立ち上がった彼らの心の免疫は、
常に適切に、暴走することもなく働くのだろう。
さて、
まったく同じようなことが、
いまあちこちで起きている。
大橋眞医師と中村医師、本城議員が、V特例承認取消の訴訟を起こした。
日本のV政策は、イスラエルやアメリカCDCを見本に作ったのだから、
⑴ 打った人と打たない人の感染率同じ
⑵ 打った人の方が重症者が多い
ことがわかった時点で、
見直さなければ、おかしい。
にも関わらず、
現状を見直すどころか無視する施策、
日本の未来を憂う人達への脅しと批判。
背乗りの捜査を訴えたら、
なぜか検察庁に呼び出されたITビジネスアナリストの深田萌絵さんを見ても、
ビジネスや司法でも、まったく同じことが起きているなと気づく。
他国の攻撃。
自国を守ってくれない政府。
闘う人達への弾圧。
自分では一切動かず批判のみ、いいとこ取りの一般人。
スポーツでも、
医療でも、
半導体でも、
同じことが起きている。
行動や発信をすると不利になるからと、
息をひそめて生きる人達や、
エビデンスのない楽観論にすがる人達は、
心のどこかで、
今までの社会や地球や、
自分が恩恵を受けてきたシステムに、
数年経てば戻ると信じてやまないのだろう。
残念ながらそれはない。
世界は、今のところ、
意図されたとおりに進んでいる。
今は見えないだけで戦時中なのだ。
確実に1984や、マトリックスの世界に向かっている。
大層なことをする必要などない。
まずTVを消して考えてみる。
講演会に行ってみる。
資料を自分で調べてみる。
本を読んでみる。
一人一人のそんな小さなことの積み重ねこそが、子供達の未来を救う。
それが国であれ何かの組織であれ、
「自分と向き合い、行動するしかない」
ことを、
アスリート達は、そして水谷クンは、
身をもって、教えてくれているのだ。