娘が小さい頃に、このお寺の閻魔様の前で地獄の話をしたところ、ものすごく怖がって、お散歩のとき、そこだけ早足になったものだが、
今はさすがにそれはなく(つまんないなぁ)、
仏様の髪(螺髪ね!)がなんで青いのか?
あちらの仏様とこちらの仏様の手(印相ね!)が違うのはなぜか?
とか、年相応な質問になってきたのが、
嬉しいような寂しいような…。
紅葉🍁が美しく、しばし極楽浄土!を堪能したのでした。
TVも新聞も街中も学校も、なんかツマンナイ芝居を見せられているようなのだが、
待てど暮らせど、「なーんちゃってねー」と誰も言わないし、ドッキリという看板を持って現れることもない。
それどころか、感心するほどエライ人達の演技に磨きがかかっていく。
演劇部の娘も、この長編にはそろそろ疲れてきているし、
ナムナムナム(とりあえずおまかせします)と唱えて、たまには自分を休ませるのもありだなとしみじみ。
秋の風。鳥の声。落ち葉の匂い。
何も変わらない世界が、自分の心以外にもこんなにもある!